~全盲×車椅子~かいとの本音で言うとこか! 第11話 「わたしの今後の人生設計図」
わたしは今22歳です。
わたしは26歳には自分の会社を起業したいです。
私達の様に障害を持っていても働きやすい企業を作りたいです。
障害を持っている人もそうでない人も、互いに理解しあえる心身共にユニバーサルな企業にしたいです。
具体的にはできる事はどんどん伸ばせて、心の面でも相談しやすく、またできないことはチャレンジすることのできる企業にしたいです。
Baseのような温かい家族のような企業にしたいです。
インターネットで私達視覚障害者の雇用について調べて見ると、視覚障害者はマッサージ師として働いている人が全体の4割に当たり、事務職は約1割ほどしか居らず、またわたしのような全盲(重度の視覚障害者)は、その1割からさらに半分以下の雇用率だそうです。
前例が無いようで調べることができませんでしたが、わたしのように全盲で車椅子だと、ハードルも上がり、雇用されることが現状では難しいのだと思います。
わたしが中学生時代の話になりますが、学校でおこなわれた進路講演会という就職するまでや就職後の苦労を、卒業された先輩が話に来てくださる講演会があり、とある先輩は、マイナビに就職したそうなのですが、就職するためにたくさんの苦労をしたという話をしてくださいました。マイナビは視覚障害者雇用が初めてで、全盲だったためパソコン操作が難しいといった理由で、何度も落とされてしまったようです。
しかしとある行動をとると採用されたようです。
その行動とは、面接時に音声ソフトの入った自分のパソコンを持ち込み、「わたしはここまでできます」と実際に文字入力などをしアピールしたそうです。
すると採用されたようです。
前例がないことでも諦めずにアピールすれば就職の幅が広がるんだなと改めて記憶をさかのぼりながら思いました。
わたしは今発信活動をしているので、その活動を活かし、障害を持っていてもだれでもがクリエイティブな発信が出来るように、サポートしていける企業にしたいです。
現状サービス内容は決まっていないので、考えが固まれば、今後のブログで紹介したいと思います。
わたしも起業して、どんどん前例を作っていこうと思います。
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