「黒い世界が青春の1ページになるまで!」第2話 「全盲が見ている海の景色。」
今日は全盲が見ている海の景色についてお話しします。
全盲といっても人によって見え方は違います。
光の見えない人、光と黒い影が認識できる人、わたしのように条件がそろえば少し見える人など人によって見え方は違いますが、全盲についてインターネットで調べてみると、全盲とは光もまったく見えない人のことをいうそうです。
では、全盲の人が見ている景色はどのような世界なのでしょうか。
街灯もない夜の街を想像してみてください。真っ暗ですよね。
光の見えない全盲の人が見ている景色は一面あの黒い世界です。
1話でお話ししましたが、わたしが過去に海に入った時の景色は光は見えていましたが、黒い広い場所という認識でした。
海に潜ってしまうと光も見えなくなり深さも分からないためとても怖かったです。
それにどのような魚や生き物がいるのかも、聴覚からの情報しか無かったので襲われたりしないのだろうか!と不安でした。
光の見えない全盲の人は完全真っ暗で視覚以外の味覚、聴覚、嗅覚、触覚で海に入ったり、生活していてとてもすごいと思っています。
わたしがもし光が見えない全盲だったら、海は広いし光もなければ不安になると思いますがそんな世界も体験してみたいです。
体験してみると知らない世界を知ることができるかもしれません。
そしてこの夏は、初めて広くて青い海の世界を見てみたいです。
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