~全盲×車椅子~かいとの本音で言うとこか! 第9話 「全盲と車椅子でテーマパーク」
今日は、全盲車椅子のわたしが、過去に行ったテーマパークでまた行きたいと思うところや新しくこんなテーマパークに行ってみたいなどをお話したいと思います。
よかったポイントもお話したいと思うので是非最後まで読んでいただければ嬉しいです。
それでは「全盲と車椅子でテーマパーク」スタートです!
皆さんはいろいろあるテーマパークの中でどこに行ったことがありますか?わたしは、小学生の時家族でUSJへ、中学の修学旅行でディズニーランドへ行きました。
USJでは、ジョーズやスパイダーマンのアトラクションや、エルモのアトラクション等に乗った記憶があります。
小学校低学年の頃に行ったので記憶はあいまいです!笑
それから、ハロウィン時期だった気がするのでハロウィンパレードみたいな物があり、ゾンビがいたような気がします。
わたしが行ったときはなかったと思うのですが、調べて見ると今は、貸し出し用車椅子や、視覚障害者が触って分かるパーク地図があるようです。
アトラクションによっては車椅子で利用できるもの、できないものがあるようです。
わたしが行ったときは家族に抱えてもらったりして乗っていたので、車椅子で乗ることができるのは良いですね。ただ、スパイダーマンのように物語が進行していくアトラクションだと、わたしたち全盲だと状況が分かりづらくイメージするのも難しいので見えなくても物語を楽しむことのできる工夫をしてほしいですね。
次は、中学修学旅行で行ったディズニーランドについてです。
四つほどアトラクションに乗ったのですがコチラは鮮明に覚えています。
その中で一番印象に残ったアトラクションを紹介します。
カリブの海賊です。車椅子のまま乗ることができ、とてもびっくりしました。
わたしは支えがあれば、車椅子からの乗り移りができるので、コーヒーカップなど他のアトラクションは、先生や、ディズニーランドキャストスタッフさんがお手伝いして下さり乗り移って楽しんでいました。
そして最後のほうに乗ったカリブの海賊が車椅子で乗れたのでびっくりしたと同時に安心した記憶が残っています。わたしは使用しませんでしたがディズニーランドも視覚障碍者用地図があったり触れる模型があったりと視覚障害者にも優しいテーマパークですね。
またディズニーランドもUSJも、行ったことのないディズニーシーや他のテーマパークにも行ってみたいです。
最後にハード面だけではなく、心の面について少し触れてみたいと思います。
わたしは小中学生の頃は、こんな対応がいやだったや良かった対応など気にすることはあまりありませんでした。
気にするようになった今、ディズニーやusjの対応について周りの車椅子ユーザーに聞いてみました。
車椅子のまま乗れたり、「ファストパスやゲストサポートパスというものがあったりしてありがたい」という意見もある中で、usjで乗り物に乗ろうとしたとき、スタッフさんに、「こちらは車椅子では乗れません」と少しきつい言い方をされたという方も居ました。同じ「断る」という行為だけでも、「言い方」の違いで、印象が大きく変わるものですよね。
ファストパスなど、ハード面だけでないサポートもあり嬉しいですが、きつい言い方をされてしまうのは次回行きづらくなってしまったり行きたくなくなってしまうのでいやですね。
ということで、今回はテーマパークについて書いてみました。テーマパークもユニバーサル化が進んできていて安心して行ける場所になってきていて嬉しいですね。
usjの話でも書きましたが、物語が進行していくアトラクションや視力を使わなければ楽しむことの難しいアトラクションは全盲も楽しめるように副音声などのサービスが付くとより楽しめる幅が広がりそうですね。
ハード面だけでなく心の面でも安心でき、これからもどんどん進化し、誰もが楽しめるテーマパークが増えてくることに期待したいですね。今回、周りの人にも聞いてみて、ハード面だけでなく、言い方や、接客の方法で印象が変わる話を聞いたので、今後、またソフト面(心の面)についても、ブログで考えを紹介してみたいと思います。
もし、ブログのテーマでリクエストがあれば、教えてくださいね。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。車椅子と全盲のみなさんの参考になれば嬉しいです。
また次回も見てくれたら嬉しいです。お楽しみにー!
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