~全盲×車椅子~かいとの本音で言うとこか! 第3話 かいとの日常生活のかいーところ (身体障害編)
みなさんこんにちは。
かいとです。
今回は前回の全盲編に引き続き、かいとの日常生活のかいーところの、身体障碍編をおとどけします。
まだ全盲編を見ていない方は、是非、クイズも用意しているので、是非そちらを見てみてください。
前回のブログは一番下部にあります。
前回のクイズの正解は、最後に発表します。
さあ!身体障害編スタートです。
まず最初の困りごとは、車椅子で外を移動する際の困りごとです。
車椅子で移動するときに、歩道などでも綺麗に舗装されている所はすごくありがたいのです。
ですがでこぼこしていたり、時たますこし傾斜や盛り上がりがあると、車椅子をこぐときなどに力が必要だったり、押してもらう際もぼこぼこしていると、振動でがたがたして腰に負担がかかり、痛くなることもあるので困ります。
そして、私たち視覚障碍者にとってものすごく目の代わりになってくれている点字ブロック。
ですが車椅子移動だと、ごくまれに引っかかって困ることもあります。バリアフリーで作られた場所でも人によってはバリアになってしまうこともあるのです。
結論は移動時の車椅子の振動で体に負担などがかかることもあるので、道路を綺麗に整地してほしいですね。
二つ目は飲食店のお手洗いです。
飲食店はユニバーサル使用になっている店舗がまだ少ないので、車椅子でお手洗いに入るのは困難なのです。
わたしは扉の前に便座があると、壁伝いに歩行ができるので、壁伝いで利用しています。しかし、壁伝いに入れない人もいます。
可能であれば車いすのまま入れるお手洗いに。それが難しい場合は、手すりを付ける工夫をしてくれる飲食店が増えると良いですね!
最近ユニバーサル店舗が増えているので期待です。
3つ目は1人で移動の際の困りごとと工夫を紹介します。
これは、全盲×車椅子のわたしならではの困りごとだと思います。
いつも利用している場所では、慣れてくれば1人で移動しています。
ですが慣れていても見えづらい日は、物の配置がいつもと変わっていたり、いつも物のない場所に何かがおかれていると、認識ができず車椅子で当たるまで分からなかったりします。
通常、視覚障害者は、白杖を使って歩きながら、白杖の先が物や壁などに当たり、事前に何かがあることは認識できます。
ですがわたしは車椅子で白杖を使えません。
移動の時は壁等に片手を添えながら、移動をしています。
また、何かがあると感じ取れた場合は、感じ取った先に手を伸ばし、危なくないかを、確認する工夫をしています。
どうしても1人で不安な場合は、周りの人に「何もおかれていませんか?」や、「ちょっと不安なので、一緒に来て誘導していただけますか?」
など、援助をお願いするようにしています。
三つ目の結論は全盲と車椅子の私の慣れている場所での移動は、工夫や人の力を借りて動いているということを伝えたいです。でも、人にお願いするだけではなく、一度自分でやってみてできなければお願いすることは大事ですね。
まだまだ困りごとはたくさんありますが、書ききれないので、今回はこの三つにしておきましょう!
またいつかのお話で話せたらなと思います。
最後に私からブログを見てくださっているすべての皆さんにお話があります。
三つ目で困っている時に助けてほしいと援助依頼をします。
と書きましたが、半年程前までは、お願いをすることによって、相手に迷惑が掛かるんじゃないか?
相手に申し訳ない!と思っていました。
そのことを周りの人に相談した時、そんなに気を遣わなくて大丈夫だよ!と温かい言葉をもらいました。
その時、周りの人を頼ってもいいんだ!と思いました。
今周りの人に頼るのを我慢していたり諦めている皆さん。
周りを頼ることは悪いことではありません。
頼っても良いんです!
皆さんで助け会って生きていきましょう。
ということで今回は、日常生活の困りごとと工夫の身体障碍者変をお届けしました。
ここで、前回の紙幣の見分け方クイズの正解を発表します。
1000円札は、お札の表下側の両サイドに横棒が1本。
5000円は、横棒+まるがあります。
10000円は、エル字型の線があり、どの紙幣もさわって分かるようになっています。
皆さんもぜひ確認してみてください。
長くなりましたが最後まで読んで下さりありがとうございました。
また次回のブログをお楽しみにー!
第2週目 全盲変URL
https://sumauniversalbeach.com/activities/20240305.html
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