~全盲×車椅子~かいとの本音で言うとこか! 第1話 障害 二刀流のかいとのガイドブック!
わたしは、Base利用者のかいとです。
今日から、全盲×車椅子のわたしだからこそ伝えられる自身の体験談や、気持などを書いていきます。
今日は、第一回目の投稿ということで、自己紹介をしたいと思います。
タイトルと冒頭でお気づきになった人もおられるとは思いますが、私は、未熟児網膜症という障害で、生まれつきの全盲なのです。
未熟児網膜症の情報をインターネット検索をしてみたのですが、私と全く同様の症状が見つかりませんでした。
私の症状としては、生まれつき光が見える全盲でした。
しかし、調べていると失明し、光も見えなくなる人もいるようです。
私は全盲ですが、光と影が見える以外に、光の入り方やいろいろな条件が重なると、少し、画像等の情報が認識できることがあります。
光以外に見えることが分かったのは、高校生の時でした。
しかし、いつも見えているわけではないので全盲なのです。
光以外が見えた時は、当たらないと思っていた100万円の宝くじが当たった感じで、すごく、嬉しかったです。
私は嬉しさの表現を宝くじに置き換えましたが、皆さんは何を想像しますか?
ただし、高校までは、視覚障碍者の文字である点字を学習していたので、通常の文字をよむことはできないので、音声を使ってスマートフォンやパソコンを操作しています。
そして、こちらも生まれつきですが、脳性麻痺という身体障碍も持っています。
脳性麻痺は、筋肉が緊張してこわばる症状です。
わたしは、足の筋肉が緊張するため、歩行が困難なので、車椅子を利用して生活しています。
車椅子での慣れていない場所の移動は全盲ということもあり、難しいので、人にサポートしてもらい、押してもらうこともあります。
また、軽度ですが、知的障害も持っています。
そんなわたしだからこそ出せる個性があります。
コミュニケーションが得意だったり、聴覚や嗅覚などが敏感だったりです。
そうです!わたしはあの有名なプロ野球選手の、大谷翔平さんとおなじで「障害の二刀流」で今までの21年間生きてきているのです。
こんなわたしも、小学校から高校2年生までは、自分が持っている障害について悩みがありました。
なんで自分が障害を持ってしまったんだろう!や、障害を受け入れることができず、あるときには、障害を理由に出来る事もやらなかったこともありました。
今後は、そんな葛藤や悩みについても、紹介してみたいと思います。
しかし、高校3年生になった頃、インターネットの世界にはまり、「歌ってみた」と出会いました。
パソコンと音楽が好きだったわたしは、パソコン一台あれば、歌ってみたの録音や動画を作成して、Youtubeに投稿できることを知りました。
やってみたい!と思いました。
しかしハードルがあったのです。
そうです。全盲がハードルになって動画を作る事が困難だと気付いたのです。
そこで、だれかと一緒に活動しようと思い、同じ歌が好きな仲間を、ネットで募集しました。
そして、仲間を見つけ、私の情報発信インターネット活動が始まったのです。
障害を受け入れることができるきっかけになった、インターネットでの音楽活動のお話はまたいつか!!
最後に私から伝えたいことがあります。
どんな困難やネガティブな気持ちになるときでも、きっときっかけになる出会いがあり、ポジティブに向き合うことができるはずです。
だって私がポジティブになれたんだから!
これからも、私の思いを届けるので、是非、障がい二当流のかいとのブログをよろしくお願いします。
では、また次回のブログでお会いしましょう。
見てくれてありがとうございました。
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