「100日後に海に入る岡上(おかのうえ)さん」第5週「障がいから学んだこと」
障害からは沢山学びました。良くも悪くも人の協力なしには生きて行けません。
ここのベースに通うことも、人の協力なしでは出来ません。まず自宅からバスに乗ります.
バスに乗るにしても運転手さんにスロープを出し乗せてもらい手伝ってもらって乗っています。
この作業を往復します。
次は電車です。朝の電車は自分で乗り降りします。帰りの電車は駅員さんに降ろしてもらうのですが、連絡ミスで駅員さんが来てくれない時もあります。そういう時は乗客さんにお願いをして降ろしてもらいます。
何をしても人の協力を必要とします。障害者やから,「人が助けてくれるねん。」その考えは、あながち間違いではありません。自分が元気な頃、そんな障害者がいたなら協力しません。
様々な物事に協力してくれた人に「ありがとうございます。」ときちんとお礼をいう事。
人に頼む時は「お願いします。」と口に出して頼む事。
生前父が言っていた言葉を思い出します。
その言葉は「困っている人を助けてあげた方も幸せなんや。」との言葉です。
低姿勢で明るくお願いをしたら人は嫌がらない事を学びました。
そして私も人を手助けできるようになろうと思いました。
JOIN US